血(月経)の薬とトウキ

トウキ=当帰 「当帰夫」「当(まさ)に夫に帰るべし」の略字 むかし病弱な花嫁さんがこれを服薬したら元気になり夫のもとに当に喜び帰ることができた、あるいは自分から離れていった夫が帰ってきたという故事からの命名で婦人薬には必 … Continued

更年期障害と血の道

「血の道」という文字は今は全くと言っていいほど目にしなくなりましたがこのように古い医学書の多くが婦人疾患の目次に「更年期障害(碍)と血の道」と列記して解説されています。血(月経)に関連する一切の病態で、月経(前・中・後) … Continued

血の道と冷え症

この当時(昭和49年発刊)女性の多くが”冷え症”でありこれが原因で様々な婦人疾患を起こしていると書かれています。しかし現代医学は”冷え”を何らかの原因とは認めつつもあまり重要視していません。東洋医学が最も重要視する”冷え … Continued

僅かに積雪

今朝は積雪、先月のような辺り一面真っ白に、まではなくとも本年2回目です。古い屋敷なもので隙間風や下からの冷気が身に沁みます。

婦人血の道

明治42年発行の和漢薬製剤編という医学書の 婦人諸症の部分です。維新後40年余りが経ってもまだまだ東洋医学と西洋医学が混在していたのか(獨)ドイツ語(羅)ラテン語(和)(漢)とそれぞれ分けて病名が書かれているのが大変興味 … Continued

神命湯-鹿児島新聞社の記事

昭和が続いていれば今年は昭和91年、今から85年前の昭和6年、鹿児島新聞社( 現南日本新聞)に「神明湯の偉効」という記事(10/8)が掲載されています。いつも気遣っていたのか「多年の宿痾全快せしよろこび」と同僚の回復ぶり … Continued

梅開花

前回の投稿(梅の季節)が22日(金)、あれから6日目の本日しっかりと開花しました。 今週は大雪ばかりに気が取られていましたが、まもなくウグイスの鳴き声が聞こえるはずです、確実に春に向かっています。

梅の季節

この梅の木は私が子供の頃からこの場所にあります。手をかけないせいか背丈も低く小ぶりですが毎年大寒の頃には蕾を付けます。これまでの暖冬で早まった事もありません、時期を感じるとるDNAでもあるのでしょうか?えらいものです。1 … Continued

”血の道”広告の今昔

数年前に倉庫の整理をした時に出てきた昭和30~40年代頃の雑誌です。レトロ感があるもので破棄せず取っておいたところパラパラめくると「昔から信頼されている婦人の良薬〇〇〇」と書かれた広告が記載されています。写真からも当時の … Continued