”鹿児島のくすり”の特徴は鹿児島弁ならではの称呼や地域の名称として呼ばれていたなど一昔前は人々の生活の中に深く入り込んでいたことが伺われます。
小さなころお婆ちゃんが飲んでいたあの匂い、お婆ちゃんに抱っこしてもらった時のあの匂い、昭和30年代頃までの日本の風景”大家族”での生活が蘇ります。
鹿児島の言い回し・・・「ひゑぬきの良薬」(ひゑ:ばい菌、細菌) 「カチホの薬」(破傷風)
鹿児島の地域名・・・・「知覧のうっちんくすぃ」「加世田のちのくすぃ」「伊集院の食傷くすぃ」
鹿児島風使用法・・・・「エス」焼酎に溶かして患部に塗る
鹿児島の薬草配合・・・「樟脳」クスノキ:鹿児島の木 「ガジュツ」種子島に自生
ありとあらゆるところに薩摩の生活文化が感じ取れるそれが鹿児島のくすりです。