利便性、効き目 どっち?
漢方方剤の基本、○○湯は煎じ薬、○○丸は丸薬、○○散は散薬、本来はそれぞれの命名で服薬する剤型も異なっています。
現在はその区分など全く無くなり抽出液を粉、カプセル、アンプルに加工し直し持ち運びや保管など利便性を第一とした商品が殆どになっています。
これは昭和53年医療用として薬価収載されたのを境にそのころから次々と商品化されるようになりました。
薬を商品として捉えると販売目的となりそれなりにマーケティングが必要になったのもよく理解できます。
またそれが上手かったからこれだけ浸透したのも事実です。
ただ効き目?といった観点に目を向けるとやはり「湯・丸・散」が優秀です。