QOL:クオリティ・オブ・ライフ(Quality of life)って耳にしたことがあるでしょうか?そのまま訳せば「生活の質」よく医療現場で使われている言葉で、分かりやすく言えば【我々がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、という考え概念】です。
その医療現場での「QOLの低下」とは具体的に治療による障害や合併症の事を指します。
・薬の副作用(しびれ・倦怠感・痛み・下痢など)
・運動障害(排泄・視力・歩行など)
自律神経失調症(不定愁訴)
様々な症状があらわれ、検査してもその病気となる原因が見つからない。
【種々の自律神経系の不定愁訴を有し、器質的な異常もなく、顕著な精神障害もないもの】
特徴:どこも悪くない(検査は正常)のに訴え(心身の多種多様な不安定症状)が多い
・美味しくはないが食事もとれる
・寝れない、眠れないと感じても いびきをかいていた、寝言を言っていたと言われる
・めまいがあるが転んだことはない(フワフワ浮いたような感じ など)
・微熱がでる 時がある(カゼと間違える)
・春先、秋口季節の変わり目、天気の変わり目が弱い
・冷えや肩こりがひどい(按摩、鍼でよくなるがすぐ元に戻る)
などなど。
↓
生活状態:・予定が立たない⇒そこで気分が悪くなったらどうしよう(約束事ができない)
・周囲からの理解が得られない⇒どこも悪いところは無いんでしょう と言われる(診療所→大病院ありとあらゆる診療科への傾向)
・行動範囲が狭くなる⇒費用最小限の範囲しか出かけない
などなど。
結果: 生き甲斐を見出し得ず満足感 幸福感の喪失
【自律神経失調症はQOLが悪い?】
【YouTubeで確認】
写真:photo ac