慢性頭痛:血(ち)頭(びんた)片頭痛

慢性頭痛、「頭痛持ち」は頭痛の中の8割を占めます。
・片頭痛
・緊張型
・群発型
このように3つ大別されます、今回は「片頭痛」について書いてみます。
それぞれ痛みの場所、特徴、伴う随伴症状もそれぞれ少しずつ違います。

 

場所

片側が多い
頻度

1~2回/月

1~2回/週

生理周期

痛み方 ズキズキ・ガンガン
随伴症状

吐き気・嘔吐

音・光・臭に敏感

男女比 女性多い

ここで注目すべきは目です。頭痛が発生する前兆として目、視野にチカチカ光る点が現れだんだん大きくなってくる症状(※閃輝暗点:せんきあんてん)がありその後に頭痛が発生します。
もう一つは月経周期と関係です。頭痛持ち女性の多くは自覚していますがこちらには前兆は現れずエストロゲンの変動が関係ということが分かっています。また他に+吐き気+肩こりなど複数の症状(随伴症状)が現れるケースもあります。

1、鎮痛剤が離せない、使用量が増えてきた
2、寝込むことがある
は何らかの対応が必要と思われます。

診断・・西洋医学は偏頭痛

血の道症を鹿児島では血(ち)の病(びょう)と呼びその頭痛を血(ち)頭(びんた)と呼んできました。
頭痛(ちびんた)は血の道症の症状のひとつです。詳しくは血の道3処方(神命湯・青木家宝湯・鎮狂湯)の効能効果をご覧ください。

※血の道症=自律神経失調症・更年期障害・神経症  

【YouTubeで確認】

血の道専門 加世田の『ちのくすり』|青木流芳院

※イメージ:Plxabay